2014年5月26日月曜日

2014年5月14日水曜日

あなたを抱きしめる日まで

さて、前回の記事に続き、妻と観に行った映画について。

いくつか面白そうな候補があったのですが、その中で上映時間が私達のスケジュールに合ったものが2つ。
ひとつは「それでも世は明ける」http://yo-akeru.gaga.ne.jp/

もうひとつは「あなたを抱きしめる日まで」http://www.mother-son.jp/

どちらも実話に基づくお話で、どちらも観たかったのですが、今回は「あなたを抱きしめるまで」を観ました。

お話のあらすじを公式サイトから引用(勝手に引用ごめんなさいm(_ _)m)

「その日、フィロミナは、50年間かくし続けてきた秘密を娘のジェーンに打ち明けた。それは1952年、アイルランド。10代で未婚のまま妊娠したフィロミナは家を追い出され、修道院に入れられる。そこでは同じ境遇の少女たちが、保護と引き換えにタダ働きさせられていた。フィロミナは男の子を出産、アンソニーと名付けるが、面会は1日1時間しか許されない。そして修道院は、3歳になったアンソニーを金銭と引き換えに養子に出してしまう。以来わが子のことを一瞬たりとも忘れたことのない母のために、ジェーンは元ジャーナリストのマーティンに話を持ちかける。愛する息子にひと目会いたいフィロミナと、その記事に再起をかけたマーティン、全く別の世界に住む二人の旅が始まる──。」

まず感想。
とても良かったですよ。ぜひ観ることをお勧めします。

以下少しネタばれを含むので、観てみようという方は注意!

とにかく色々なことを考えさせられました。

無神論だと言い切るマーティンと、素朴なカトリック信仰を持つフィロミナ。フィロミナの子どもをお金で養子に出した修道院・修道女たちを絶対に赦さないと言うマーティンと、赦すことを選択するフィロミナ。

フィロミナと子どもを引き離し、それだけでなく息子がアイルランドまで母親を探しにやってきたことをフィロミナに知らせなかった年老いた修道女は、マーティンに責められたとき、「自分は今まで純潔を守り、神の教えに従ってきた。彼女たちは自分の犯した罪の罰を受けているのだ」と自分が今まで神の言葉に従って、犠牲を払ってきたこと、自分の正しさを主張。その一方で、確かに罪を犯したかもしれないが、その自分の罪を悔いて、ひどい仕打ちをした彼女を赦すというフィロミナ。

自分達こそが聖書に忠実で、その教えを守り従っているのだと考えることは、プロテスタントのいちグループに属する自分たちもたやすく陥ってしまうものではないかと。

映画の中のフィロミナの台詞。
「赦しには、大きな苦しみが伴うものなのですよ」

鹿児島ではテンパラで観れます。

2014年5月13日火曜日

時間をいただいて

昨晩から次男を妻の実家にあずかってもらい、今朝長男は小学校へ。
久しぶりに妻と映画を見に行きました。

その前に立ち寄ったのが、教会の姉妹が店長(?)のゴールデンウィークにオープンしたばかりのワッフル屋さん。



子ども達と面倒を見てくれた妻のお母さんのために5個セットを買いました。
家に帰ってきてから食べたのですが、オーブントースターでちょっと暖めると焼きたてに近く食べられますという説明を読んでいながら、待ちきれずそのままパクリ…。

それでも十分おいしかったですよ!
鹿児島市内にお出かけの際はぜひ!

薩摩ワッフル
https://www.facebook.com/SatsumaWaffle

あ、映画の話はまた次回。

2014年5月8日木曜日

思い出がいっぱい

今日は長男と次男とそれぞれ事件(笑)がありました。

まずは小学2年生の長男。我が家から小学校までは3キロ以上あるので、だいたい家と小学校の真ん中から3分の1ぐらいのところのスーパーまで車で送迎しています。

1年生の時には、下校時に迎えに行くのが少し遅れて、スーパーの駐車場で大声で泣いていた息子を近くの方が学校まで連れて行ってくださり、学校から電話がきたなんてこともありました(迎えにいった妻とは入れ違い)。

2年生になって、妻が息子に「もしスーパーの駐車場(迎えに行く場所)に親がいなかったら、家に向かって歩いていくように。そうすれば迎えにいく車と会うから」と教えていました。

さて今日。
妻は買い物をしてから、息子を迎えに行きました。つまり家から小学校に向かって行ったのではなく、お店から学校に向かう形に。
位置関係としては、家→小学校→店なので、いつもは家から小学校に向かうのですが、今日は店から小学校方向に。つまりいつもとは逆の道で迎えに行きました。

それに加えて、おそらく学校から配布されていた下校時間にミスがあったようで、実際は配布されていたプリントに記載されていた下校時間よりも、30分~1時間近く早い下校時間だったようなのです。

この二つのことが重なって面白いことがおきました。

ちょうどプリントに記載されていた下校時間ぐらいに、私のいる家の事務所のドアをどんどんとたたく音が。出てみると息子が立っています。「おかえり!」と出迎えると、妻の車がない。
「あれお母さんは?」と言うと「知らない。歩いて帰ってきた。」と息子。

「! ! ! 歩いて帰ってきたの ! ! !」

下校時間が違っていたのと、待ち合わせ場所に向かう道が違ったために(息子が帰ってきたので妻に電話すると、妻は息子をひたすら待っていました。)起こったことでした。

3キロ以上の道のりを汗をかきかき歩いて帰ってきた長男に、成長を感じました。

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さて、もうひとつは3歳の次男。
3歳を過ぎて、こちらの言うことはほぼ全て理解できるようになっただけでなく、いろいろ話すこともできるようになってきているところ。もちろん長い文章は話せませんが。

今日の夕方、裏の公民館の庭で自転車に乗りたいと長男。それで長男は自分の自転車で(補助輪がとれて乗るのが楽しい)、次男は私が乗る自転車の後ろに乗せて、公民館の庭をぐるぐると走っていました。

注意はしていたのですが、次男の左足が後輪とフレームに挟まってしまい、次男は大泣き。
けっこう大きく皮がむけて血がにじみ、彼の人生では最大の傷に。

次男の泣き方も今までないような「痛い、痛い」の大絶叫が止まらない。
あまりの痛がりかたに、骨折まではしていないだろうとは思いつつ、ねんざの可能性はあるかなと病院に。ただ夕方だったので近くで開いている病院は小児科だけ。それでも見てもらったら安心だろうと妻が次男を小児科へ。

しかし、小児科ではこの手の外傷(すり傷とか)は消毒すらできないそうで、明日皮膚科に行ってくださいと言われ、なにも手当はされずに帰されるはめに。

妻は「傷も乾いてきてるし、家で消毒をして、明日また痛がったら病院に行ったらいいか」ぐらいに考えていたそうですが、次男は病院に行ったのに、何もされずに帰されたことが相当ショックだったようで、きっと病院でも治せなかった、見捨てられたと思ったんでしょうね。病院から家に帰ってくる車の中で「もう治らないよ~」と泣いていたそうです。

家に帰ってきてからも「痛い、痛い」と泣き叫ぶ声がしばらく止まらなかったのですが(1時間ぐらいでおさまった)、妻から車中でこんなことを言ってたよという報告を聞き、痛いと泣き叫ぶ次男には悪いと思いつつ、おかしくてしかたありませんでした。どこでそんな言い方覚えたんでしょう。

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どちらの出来事も、いつかこんなことがあったね~という家族の歴史になるんでしょうね。
忘れるといけないので、ブログに書きました。

そうだね

キリスト教会では著名なジョン・パイパー氏とリック・ウォレン氏の対談の動画を見ました。
ウォレン氏には良い評価だけでなく、悪い評価をする人も多いのですが、対談のはじめにパイパー氏が言った言葉に感じ入りました。

「私は驚いたのです。この本(ウォレン氏のベストセラー「人生を導く5つの目的」のこと)に浴びせられた中傷めいた酷評の多くは、聖書に従う人なら決してしないであろう中傷でしたから…。」

この後パイパー氏はご自分の立場から疑問に思う点を尋ねていきますが、簡単に「あの人とは神学的、聖書解釈が違う」といって批判ばかりしているような、ともすると「聖書に従う人なら決してしないであろう」態度・言動をしている、自分にもそんなところがあるかもしれないと反省させられました。

http://japan.cgntv.net/newsub.asp?pid=2680